本日のTV番組『情熱大陸』に侍フォトグラファー井上浩輝が出演!
It will be broadcast nationwide on 19th night!
早速ですが、
本日のTV番組『情熱大陸』の予告をご覧下さい。
すでにこれまでにも井上プロの事は何度もこのブログで紹介しています。
Kentの友人であり、北海道を世界に紹介できる数少ない「侍フォトグラファー」の一人だと僕が思っているプロ写真家です。
ぜひ放送をご覧下さい!
・・・・・・・・・・
思い出せば彼との出会いは1年半前、
共通の友人の紹介によって知り合いましたが、その出会いは劇的であり今思えば必然でした。
その当時の彼は頭に円形脱毛症が出来るほど悩んでいました。
何故か?
それは既存のプロ写真家を名乗る者達から、呼び出されて罵声の様な言葉を浴びせられ、メール等でも攻撃を受け、誇りをズタズタにされ傷ついていたのです。
2015年の7月、そんな状況の彼はひょっこり僕の前に現れました。
宿の庭先で広大な麦畑を見ながら焼き肉を1人で楽しんでいた僕は、キツネよりだいぶ肥えた彼を見て、
「人懐っこそうな男だなあ~」
そう感じたのが第一印象でした。
『昼食べたの?』
「いえまだです。」
『じゃあ一緒に焼き肉食べようよ!』
そう言う会話で始まりましたが、
色々話しているうちに、先輩と称するプロ写真家、…協会等に所属している者達から、
「他のプロ写真家が150円のコーラなら、君は30円のコーラだ!…その程度のレベルなんだよ‼…。」
「プロ写真家として君に勝ち目があるのか? たくさんいるプロ写真家の中に君の入る余地があるかどうかよく考えなよ。」
などと呼び出されては叱責され、嫌みの様な事を言われ、
「写真を撮るのがだんだん楽しく無いと思うようになりました!」
彼はそう言いました。
『写真が好きだからプロ写真家になったんだろう?違うのかい?』
「その通りです。写真が好きだったんです…。」
『だったら他人に振り回されないで楽しく撮ろうよ!写真は楽しいんだよ。楽しんで撮れないなら辞めた方が良いよ、そう思うだろ?』
「ほんとにそう思います。」
そんな話をしているうちに、
楽しい写真の話に話題がどんどん進み焼肉食べながら盛り上がっていた時、彼が一冊の写真集を出しました。
「Kentさん、これにサインして下さい!」
そう言って彼が差し出した本は僕の写真が掲載されてる「National Geographic Stunning Photographs」。
その後はその写真集に掲載されてる世界中の素晴らしい写真を二人で眺めながら・・・
『この写真は凄いよね~これどうやって撮ったんだろうね~』などと会話がどんどん弾みました。
「いや~~ケントさん、俺こんなに楽しく写真の話出来たの久しぶりですよ!こんな楽しい事忘れてました…。最近は呼ばれて誰かプロ写真家に会ったら、必ずまず誰かの悪口言い出しますから…。」
彼はそう語りました。
『そんな連中と付き合いたくないから僕はいつも1人、一匹オオカミ、侍フォトグラファーなんだよ。君も今日からそうしたらいい、世界に発信する侍フォトグラファーになりなよ!』。
そんな会話をしながら笑って語り合い、そして最後に、
『僕も色々言われてきたし、今も言われている様だけど、世界に出たらそんなの関係ないんだ!だって写真は世界の文化だからね‼ 日本のゴミ写真家が何を言おうと関係ないのさ。僕はナショジオの世界的なWebコンテストで入賞して世界に出たんだ。君もそれを目指すべきだよ。君は僕を超えて1位を目指せよ。実力ある者は必ず世界で認められる。それを妬んだり非難中傷する連中は全て2流だから気にするな。僕達の人生には全く必要ない連中だよ、そう思うだろ?』
そう話すと、登場した時の落ち込んだ顔とは全く変わって満面素敵な笑顔になって彼はハッキリ言いました。
「今日はここに来て本当に良かったです。きっと今日は僕の人生でとても大切な日になると思います。…そして、僕は必ずナショジオのフォトコンで1位になります!」
笑ってたと思ったら、涙顔になり、でも力強くそう宣言したのです。
…そしてそれから1年後の2016年6月。
旭川方面に車を運転してましたら電話が鳴りました。
「Kentさん、ワシントンのナショジオ編集部から連絡が来ました。RAWデータを提出しろと書いてました!」
彼が大声で喜びを語りました。
米国のナショジオ編集部から「RAWデータを提出して下さい」。
この連絡が入ればフォトコンテストの入賞はほぼ決定です。
彼の喜びは同様に経験した僕には誰よりも良く分かります。
『そうか!良かったな~』
そう言いながら自分も涙が止まらくなりました。
慌てて車を路肩に停めて言いました。
『1位、いやグランプリになれば良いね~』
ナショジオのそのフォトコンは部門別にまず入賞作品を決める。そしてその中から1位を1点だけ決める。つまり後は全部2位という扱いです。そして部門別の1位を全部門集めて、その中から1点だけグランプリに選ぶのです。
僕は2位でしたから、彼にはグランプリ、少なくとも1位を取って欲しいと心からそう思っていました。
結果は部門別の1位となりほんとに嬉しかったです。
「Hiroki Inoue Congratulation!」
彼も僕も共通しているのは、日本の古い徒弟制度の様な写真界から出たのではなく、SNSというネットから登場した点が同じです。
写真学校を卒業したり誰かの弟子になったりしなくても、別な仕事を持ちながら腕を磨き、学び、そしてネットから世界に発信して行ったのです。
今僕は彼と共に新しい発想でネットを利用した写真講座を始めました。
『ケント白石の科学的写真術講座』
僕達は次の新しい写真家、世界に通用する写真家を育てたいのです。
彼と僕が得てきた知識と経験を活かし、島国日本でしか通用しない古い体質から離れて、8K時代に世界で活躍出来る写真家を育てたい。もちろん僕達もこれからますます世界に発信していくつもりです。
今日の「情熱大陸」は彼がこれまでに楽しみながら写真を撮り、でも時には苦しみながらも一歩一歩前進して来た姿が描かれているはずです。僕は友人としてはもちろん1人の井上浩輝のファンとしても放送を楽しみにしています。
(#^.^#)
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撮影:井上浩輝 Hiroki Inoue
**********
北海道を世界に売り込む侍写真家
★ケント白石 写真家のCafe「てふてふ」
Open Time : 13時~22時 不定休 写真術講座開講中
Tel:0166-92-5137
撮影で不在の時が多いです。来店前にお電話下さい!
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」
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It will be broadcast nationwide on 19th night!
早速ですが、
本日のTV番組『情熱大陸』の予告をご覧下さい。
すでにこれまでにも井上プロの事は何度もこのブログで紹介しています。
Kentの友人であり、北海道を世界に紹介できる数少ない「侍フォトグラファー」の一人だと僕が思っているプロ写真家です。
ぜひ放送をご覧下さい!
・・・・・・・・・・
思い出せば彼との出会いは1年半前、
共通の友人の紹介によって知り合いましたが、その出会いは劇的であり今思えば必然でした。
その当時の彼は頭に円形脱毛症が出来るほど悩んでいました。
何故か?
それは既存のプロ写真家を名乗る者達から、呼び出されて罵声の様な言葉を浴びせられ、メール等でも攻撃を受け、誇りをズタズタにされ傷ついていたのです。
2015年の7月、そんな状況の彼はひょっこり僕の前に現れました。
宿の庭先で広大な麦畑を見ながら焼き肉を1人で楽しんでいた僕は、キツネよりだいぶ肥えた彼を見て、
「人懐っこそうな男だなあ~」
そう感じたのが第一印象でした。
『昼食べたの?』
「いえまだです。」
『じゃあ一緒に焼き肉食べようよ!』
そう言う会話で始まりましたが、
色々話しているうちに、先輩と称するプロ写真家、…協会等に所属している者達から、
「他のプロ写真家が150円のコーラなら、君は30円のコーラだ!…その程度のレベルなんだよ‼…。」
「プロ写真家として君に勝ち目があるのか? たくさんいるプロ写真家の中に君の入る余地があるかどうかよく考えなよ。」
などと呼び出されては叱責され、嫌みの様な事を言われ、
「写真を撮るのがだんだん楽しく無いと思うようになりました!」
彼はそう言いました。
『写真が好きだからプロ写真家になったんだろう?違うのかい?』
「その通りです。写真が好きだったんです…。」
『だったら他人に振り回されないで楽しく撮ろうよ!写真は楽しいんだよ。楽しんで撮れないなら辞めた方が良いよ、そう思うだろ?』
「ほんとにそう思います。」
そんな話をしているうちに、
楽しい写真の話に話題がどんどん進み焼肉食べながら盛り上がっていた時、彼が一冊の写真集を出しました。
「Kentさん、これにサインして下さい!」
そう言って彼が差し出した本は僕の写真が掲載されてる「National Geographic Stunning Photographs」。
その後はその写真集に掲載されてる世界中の素晴らしい写真を二人で眺めながら・・・
『この写真は凄いよね~これどうやって撮ったんだろうね~』などと会話がどんどん弾みました。
「いや~~ケントさん、俺こんなに楽しく写真の話出来たの久しぶりですよ!こんな楽しい事忘れてました…。最近は呼ばれて誰かプロ写真家に会ったら、必ずまず誰かの悪口言い出しますから…。」
彼はそう語りました。
『そんな連中と付き合いたくないから僕はいつも1人、一匹オオカミ、侍フォトグラファーなんだよ。君も今日からそうしたらいい、世界に発信する侍フォトグラファーになりなよ!』。
そんな会話をしながら笑って語り合い、そして最後に、
『僕も色々言われてきたし、今も言われている様だけど、世界に出たらそんなの関係ないんだ!だって写真は世界の文化だからね‼ 日本のゴミ写真家が何を言おうと関係ないのさ。僕はナショジオの世界的なWebコンテストで入賞して世界に出たんだ。君もそれを目指すべきだよ。君は僕を超えて1位を目指せよ。実力ある者は必ず世界で認められる。それを妬んだり非難中傷する連中は全て2流だから気にするな。僕達の人生には全く必要ない連中だよ、そう思うだろ?』
そう話すと、登場した時の落ち込んだ顔とは全く変わって満面素敵な笑顔になって彼はハッキリ言いました。
「今日はここに来て本当に良かったです。きっと今日は僕の人生でとても大切な日になると思います。…そして、僕は必ずナショジオのフォトコンで1位になります!」
笑ってたと思ったら、涙顔になり、でも力強くそう宣言したのです。
…そしてそれから1年後の2016年6月。
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「Kentさん、ワシントンのナショジオ編集部から連絡が来ました。RAWデータを提出しろと書いてました!」
彼が大声で喜びを語りました。
米国のナショジオ編集部から「RAWデータを提出して下さい」。
この連絡が入ればフォトコンテストの入賞はほぼ決定です。
彼の喜びは同様に経験した僕には誰よりも良く分かります。
『そうか!良かったな~』
そう言いながら自分も涙が止まらくなりました。
慌てて車を路肩に停めて言いました。
『1位、いやグランプリになれば良いね~』
ナショジオのそのフォトコンは部門別にまず入賞作品を決める。そしてその中から1位を1点だけ決める。つまり後は全部2位という扱いです。そして部門別の1位を全部門集めて、その中から1点だけグランプリに選ぶのです。
僕は2位でしたから、彼にはグランプリ、少なくとも1位を取って欲しいと心からそう思っていました。
結果は部門別の1位となりほんとに嬉しかったです。
「Hiroki Inoue Congratulation!」
彼も僕も共通しているのは、日本の古い徒弟制度の様な写真界から出たのではなく、SNSというネットから登場した点が同じです。
写真学校を卒業したり誰かの弟子になったりしなくても、別な仕事を持ちながら腕を磨き、学び、そしてネットから世界に発信して行ったのです。
今僕は彼と共に新しい発想でネットを利用した写真講座を始めました。
『ケント白石の科学的写真術講座』
僕達は次の新しい写真家、世界に通用する写真家を育てたいのです。
彼と僕が得てきた知識と経験を活かし、島国日本でしか通用しない古い体質から離れて、8K時代に世界で活躍出来る写真家を育てたい。もちろん僕達もこれからますます世界に発信していくつもりです。
今日の「情熱大陸」は彼がこれまでに楽しみながら写真を撮り、でも時には苦しみながらも一歩一歩前進して来た姿が描かれているはずです。僕は友人としてはもちろん1人の井上浩輝のファンとしても放送を楽しみにしています。
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撮影:井上浩輝 Hiroki Inoue
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北海道を世界に売り込む侍写真家
★ケント白石 写真家のCafe「てふてふ」
Open Time : 13時~22時 不定休 写真術講座開講中
Tel:0166-92-5137
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Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」
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