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青い池と太陽

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青い池と太陽
数日お天気が晴れまして、やっと早朝青い池が見れました!

気持ち良い〜〜〜


北海道美瑛町「青い池」

そして「青い池と太陽」
素晴らしいコンビです。


The Blue Pond & The Sun 青い池と太陽

上の2作品はいずれもミラーレス一眼カメラ使用。
太陽がこんなに簡単に撮れます。

でも光学ファインダーじゃ無理ですよ!
液晶ファインダーじゃないと目が潰れます。
液晶ファインダー付きミラーレス一眼は最高!

それにしても太陽が気持ち良いなあ〜
太陽はやっぱり僕の希望だ!

★撮影ポイント
もし主役が「青い水の色」なら、
池の水より明るい空を入れ過ぎない事。
また曇り空なら、
水面に反射した白い空も出来るだけ入れ無い。
要するに脇役が主役より目立ってはいけない。
これが一番大切な撮影ポイントです。
(#^.^#)
ケント白石

北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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ケント白石はGHOSTBUSTERS (ゴーストバスターズ)!

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ケント白石はGHOSTBUSTERS(ゴーストバスターズ)!
ケント白石が撮る「太陽と青い池」にはゴーストがない!

"Two Sun & The Blue Pond - 01/09/2014"
This photo has No GHOST.
Kent Shiraishi is a member of The GHOSTBUSTERS.
(#^.^#)
This photo was taken at Town of Biei, Hokkaido, Japan.
The wonderful scenery in Hokkaido is something you should not miss.
Thank you for your interest in my photographs.
I always appreciate it.
Kent Shiraishi - GHOSTBUSTERS


「二つの太陽と青い池 - 2014年9月1日」

北海道美瑛町
さあ今日から9月が始まりました。
心機一転新しい青い池に挑戦。
その名もズバリ「太陽と青い池」

まずは第一弾で「空と水面に映った二つの太陽と青い池」
もちろん僕が見た状況を出来るだけ再現したRetina Photo(レチナフォト)
早朝7時に現地に居ないと撮れません。
もし朝起きれない方は、
日が昇るのがもっと遅くなる10月まで待つべし。
へへへ
ご覧の様にゴーストは全くなし。
カメラで太陽撮ったら赤や緑色のゴースト出るのが当然と言ってた時代はもうお終い。
これからはゴーストは好きな方だけ入れて下さい!

「ゴーストバスターズ」のケントが撮る写真にそんな物は無い!
ヒヒヒヒヒ〜
てな感じで、
ゴースト無く撮れる良い時代になったということですね。
それでは最後に
もっと強力な朝日の写真を一枚Upします。


「二つの朝日と青い池」
北海道美瑛町 2014年9月1日

ご覧の様に強力な朝日ですが、
ゴーストは全くなし。
(#^.^#)
でもこの作品は力強いですね。
パワースポットの青い池と強力な二つの太陽が合わさって、
何かパワーを感じますね。
そう思いませんか?

GHOSTBUSTERS(ゴーストバスターズ)は凄いぞ〜〜〜

この写真は簡単に撮れそうに思うでしょ!
実は簡単です!
(^.^)
あるカメラとレンズを使い、
手持ちでとても簡単に撮れます。
難しくないですよ〜
ただし朝6時にこの場所に居なければ撮れません。
しかも数日間晴れた日が続いて池の水が青くなった日でなければ撮れません。

以前にも書きましたが、
写真家でセンス有る者とは、
その瞬間にその場所に居る者の事です。
それが簡単に見えて実はとても難しいのです。
(#^.^#)
この作品を4Kで鑑賞しましたが、
その場に居るような臨場感を感じました。
上手く撮れた時は直ぐに分かりますね。
早く帰って確認したくなりますから…。
(*^_^*)
ケント白石 - ゴースト・バスターズ
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世界で通用する写真家になるために学ぶ!- 未来を想像する

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世界で通用する写真家になるために学ぶ!- 未来を想像する
激変するデジタル時代において、未来を想像する能力が必要だと感じます。

これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
他人の発想は分かりませんから…。
またこれから書く事を読んで、
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いのです。
100人写真家がいれば100通りの発想がある。
それがArtist(アーティスト)です。
(#^.^#)
さて、昨日掲載しました写真ですがもう一度見て下さい。


「二つの朝日と青い池」北海道美瑛町

またもっと解像度の高い高画質の写真は下記よりご覧いただけます。
下記ページを開いたら、
一度画面をクリックして、
それから「M」ボタンを押して下さい。
全画面で見れます。
Morning Sun & Blue Pond

この写真は昨日9月1日の早朝に撮影しました。
なぜ2度もこの写真を掲載したかと言いますと、
僕はこの写真に未来を感じたからです。
この写真の構図や露出がどうとか言っているのではありません。
風景写真の新たな可能性を感じたのです。

僕は撮影時から興奮していました。
そして撮影後、今すぐにでも65インチの4Kモニターで観賞したいと思いました。
早速帰って直ぐに見て、その気持ちはさらに高まりました。
「僕の思った通りだ!素晴らしい画像だ!殆どノイズが無い!まさにパーフェクト!!!」
とうとうここまで出来るようになったのか・・・。
あまりの素晴らしさに暫く声が出ませんでした。

多分この文章を読んで、
僕が書いている事の意味を理解出来る方は少ないでしょう。
でもそれで良いと思います。

僕は常に科学の先端を見つめて行きたいと考えています。
以前から書いていますように、
僕にとって写真は「科学と芸術の融合」だからです。

かつてレコードからCDに変化した時、
僕はまだ中学生でした。
その頃の事を昨日の事の様に思いだします。
当時のベルリンフィル・オーケストラ最高の指揮者カラヤン。
彼は自分がそれまでレコードに録音した曲を、
新たにCDに録音し直す事を決めました。
当時彼の新しい録音による「シベリウス」のCDを僕は買いました。

今それを聞きながら、
彼が当時インタビューで話した事を書いた、
古い記事を読んでいました。
「もし今私がCDに録音し直さなければ、私が死んだ後、レコードを聴く人は減るはずだ。
たとえレコードからCDにダビングしても古い音のままだ。
私は将来を考えて今出来る最善の事をしたい・・・。」

偉大な芸術家の発想は未来を見つめている。
そしてその行動は迅速だ。

これから世界で一流と呼ばれる写真家なら、
ジャンルに関係なく、
同じ様に未来を見つめているはずです。
そしてそれに対応する行動を迅速に行うはず。

ここで一つ、
面白い話を書きます。

先月当館に泊まった超お金持ちの上海からのお客様、
日本語も達人で、僕と3時間も写真について語りました。
4K-TVをご覧になり感動して、帰りに65インチの同じTVを購入。
後日次の様なメールを頂きました。

「…Kentさん、毎日のように私の家の玄関に飾った4K-TVを友人が見に来ます。
そして皆そのTVを買いたがっています。
でもTVの素晴らしさはもちろん大切ですが、
しかしそのTVはどんどん進歩します。
いずれまた買い替えなければいけません。
実は一番大切なのはそのTVで何を見るかなのです。
もちろん中国では4Kの放送はありません。
私はあなたの写真を友人に見せて自慢しています。
彼らは私と同じ様にTVは買えても、この写真は見れないからです…。」

ちなみに彼は僕の写真画像を一枚百万円で買うと言いました。
実際100万円ならPaypalで簡単に取引出来ます。

僕の事を彼の友人達は皆知っていますが、
僕の写真はけして買えない。
彼にとってそれはとても自慢になる。
よってそれは安い買い物だそうです。
(#^.^#)
僕は彼の発言から色々学びました。
中国、とりわけ上海における今後のビジネスに関して、
僕がどうしなければいけないか?
それから中国人の発想に関しても、
とても勉強になりました。

また写真の世界においては、
もはや中国でさえ、
今後は印刷より映像の時代になるという事も分かりました。

ところで、
先日日本のある有名な写真家と話しました。
彼が言うには「プリントして初めて写真だと思う。」

まだこんな事を言っている方が日本にいるんだ。
驚きました。

こういう人達は写真を日本だけの文化だと思っているのか?
写真は世界の文化だ!

時代とともに発想を変える事が出来ないなら、
生きた化石と呼ばれても仕方が無いだろう。
(#^.^#)
まあ他人が何をどう考えようと僕には関係ないです。

しかし世界が大切なマーケットである。
もしそう考えるならば、
おのずと自分の発想も変わるはずです。
またそう出来ない人は死ぬまで出来ない。
ただそれだけの事です。

最後に僕の知人で、
6月に僕のところに遊びに来た男がいます。
彼は起業家で新しい写真に関する事業を始めました。
また同時に彼は写真家でもあり、
今春の「ナショジオ世界のフォトコン」で編集者に選抜された一人です。
Moon Light

彼の起業した世界の写真サイト
Pashadelic パシャデリック
それについて書かれた記事は興味深いです。
日本で起業する難しさが分かります。

日本では出る杭は打たれます。
それに打ち勝つためにはもっともっと出なければいけない。
ようするに、
「出過ぎた杭は誰も打てない。」
問題はそこまで飛び出るほど出れるかどうかです。

彼と僕は3時間以上話しました。
その時感じたのは、
やはり起業して成功する人は「柔軟な発想」を持っている。
そして何より「未来志向」である。

「プリントが写真である」
誰がそんな事を決めたのか?
「プリントも写真である」
すでにそういう時代だ。

そもそも僕達は自分の眼で「光」を見ています。
それを忘れてはいけないと思います。

インクで印刷されたプリントに光を当てた反射光を見るより、
解像度の高い4K-モニター等で直接「光」を見た方が
より自然で眼で見ている様に見えます。
上で添付した写真などは、印刷ではどう頑張っても、
二つの朝日を自然に表現する事は不可能です。

不可能なら初めから印刷しなければ良い。
僕ならあくまでも写真画像として使う。

また「額装写真」を作るのに、
モニターと印刷の色を合わせる事にエネルギーを使う位なら、
最初から色の素晴らしい4K-TVで見てもらう方が良い(笑)
数年後には相当普及しているはずです。
また僕が生きているうちに、
8Kの時代が来ると思います。

世界にはまだまだ僕達を待っている新しい大きなマーケットがある。
僕達は未来を想像しながらそこに向かって進むべきだ。
少なくとも僕はそう考えています。
(#^.^#)
ケント白石

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思い出の一枚 part 6 - ありがとう!

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思い出の一枚 part 6 - ありがとう!
誰にでも思い出の一枚とよべる写真があるはずです。
・・・・・・・・・
今朝・2014年9月4日
スタッフの女性が旅立つ。

彼女はほんの一ヶ月だけ僕を手伝ってくれました。
香港から来た素敵な女性です。

時間のある時に彼女と出かけて写真を撮ってあげました。
最初は有名な場所でいわゆる「記念写真」を撮っていました。

でも一緒に仕事をして会話していると、
彼女の事が少しずつ分かってきて、
僕の中で彼女に対するイメージが出来ました。

そこで今度は、
その僕のイメージを表現できる場所に彼女を連れて行き撮影しました。
ご覧下さい。


「ビルケの森」北海道美瑛町

彼女は人生の中で色々あり、
今はまだ少々影の中に居て横を向いています。
スポットライトはもう少し手前にあります。

「私は数年後にこのスポットライトの中に居るように頑張ります!」
力強くそう語った彼女。
この写真をとても気に入って下さいました。

僕も嬉しいです。

そしてもう一枚は昨日の朝撮影しました。
未来に向かって歩く彼女の後姿。

僕はこの写真とともに彼女にエールを送ります。


「早朝の道」北海道美瑛町

そして、
僕が今言えるのは…
「ありがとう!」

(#^.^#)
ケント白石
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世界で通用する写真家になるために学ぶ!- 外国のファンを獲得する

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世界で通用する写真家になるために学ぶ!- 外国のファンを獲得する

これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いのです。
100人写真家がいれば100通りの発想がある。
それがArtist(アーティスト)です。
(#^.^#)
さて、
戦争でよその国に侵攻するのは論外ですが、
芸術で他国に侵攻するのは必要かもしれません。

少なくとも世界で通用する写真家になろうと思うなら
他国の写真ファンを多数獲得しなければいけないと思います。



ところで、最近僕がなぜ中国で人気があるのか?
そのヒントの一つがここにあります。

中国本土で最も人気のある写真誌
「撮影の友」
この本に関連したwebサイトによく掲載されるからです。

次の人気サイトをご覧下さい。
★影廊「シャドーギャラリー」

ここでは前衛的な写真家から僕の様な風景写真家まで取り上げられます。
中国の多数の写真家が見ているそうです。

僕が今回掲載されたページは次です。
★青池北海道

こうやって掲載して頂く事で、
黙っていても僕の写真は中国の方の眼に触れて、
名前と写真がどんどん広まっていきます。

実はここでも大切な事は「テーマ」です。
以前から書いていますが、
「テーマ」のない単写真では、
この様にギャラリーで取り上げられる事はありません。

アマチュアの皆さんは一枚だけ良い写真を撮ればそれでお終い。
そういう方が多いです。
しかしそれでは世界で通用しません。

よくご覧下さい。
「青い池」から「緑の池」の写真まで掲載されてますでしょ!
僕が「戦略」として考え狙った通りの展開です。
つまり、
「この素晴らしい池は神秘的な青色から驚くべき緑色にまで変化する。」
このテーマが当たったのです。

何度も書いていますが、
今やただ写真を撮るだけなら中学生でも撮れるのです。

世界に出て行くためには、
「意識」、「テーマ」、「戦略」
この3つが絶対に必要だと僕は思います。

そして「愛Love北海道」と題したサイトにも掲載されていました。
北海道を気に入って下さり、
中国のファンの皆様
ありがとうございます!!!
(#^.^#)
いずれ遠くない将来に、
中国のどこかで個展を開催したいです。
その時は中国の皆さん宜しくお願いしま〜す。

そして中国の僕のファンの方、
この文章は正しく中国語に翻訳して書いて下さいね!

これも先日書きましたが、
僕のプロフィールを書く際に、
「Kentは独身だ!」
これはOK.
でも、
「Kentの恋人は写真だ!」
これは間違いですからね。
そんな事僕は一事も言ってませ〜〜ん。

「Kentは写真が好きな恋人募集中!」
それくらい書いて下さいね!!!!!
へへへ
(#^.^#)
ケント白石

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私有地につき立入禁止!

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私有地につき立入禁止!
畑でなくても私有地に入れば不法侵入です。




今年の美瑛町の丘は
「私有地につき立入禁止」
の看板が至る所に目立つと思います。

今までは
「畑に入らないで下さい!」
この文面の看板が多かったのですが、
そうすると収穫後の畑なら、
作物が無いから入っても良いだろうなどと、
勝手に解釈する者もおりました。

また畑でない他人の私有地内にある道に、
何も考えずに車を停めて、
農作業車の通行を妨げている者も少なくありませんでした。

僕は観光協会関連の宿部会で、
「畑に入るな!ではなく、
私有地だから入ってはいけない」。
そう書くべきだと進言しました。

今年になって書かれた看板は
殆ど全てが上記の文面です。

ですから次の写真をご覧下さい。



この畑の横の道は、
昨年までは自由に出入りしていました。
しかし今年からはご覧の様に、
「私有地につき立入禁止」です。
それだけ農家さんが、
今まで観光客から被害を受けていたという事です。
・・・・・・
数日前の朝、
僕はこの近くで撮影していました。
すると奥の方から声が聞こえてきました。

ちょうどその時、
「観光パトロール隊」の車とすれ違いました。

その後で奥から3人の男が歩いてこちらに向かって来ました。
車を直ぐ近くの町道脇に停めていたようです。

一人の男が歩きながら怒っていました。
「…あいつのせいで昨年まで入れた所がダメになったんだ…。
パトロール隊とか作らせたのもあいつだろ!
腹立つぜほんとに!!」

どうやらパトロール隊に注意を受けたようで、
そんな文句を言いながら歩いて来ましたが、
近くでトウモロコシを収穫している農家の皆さんを見つけた様で、
「おい、良い被写体があるぞ!」
そう叫んで横の道に入りました。

そこには「私有地につき立入禁止」の看板が立っています。

しょうもない野郎だな!
しかたない注意するか。
そう思って声をかけようとした瞬間、
3人の中で一番後ろを歩いていた、
中学生位の若い男が、
「おとうさん!」
「そこは立入禁止だよ!!」
そう叫びました。
すると、
「バカやろう!お前までパトロール見たいなこと言うな!!」
「お前はケントじゃねぇーだろー」
そう言ってどんどん進んで行きました。

ケント?俺の事か?
すると「あいつのせいで・・・」と言ってた文句も俺の事か?
このやろう、とんでもない男だな。
よし、「俺がケントだ、何か文句あるのか!」
そう言ってやる。ついでに間抜面も写真にとって公開してやる。

そう思って後を追って行こうとしたら、
さっき父親に注意した息子が、
一人で「立入禁止」の看板の前に立っていました。

僕はそこまで行き、
「君はそこに書いてある字が読めたようだね。」
そういうと彼は驚いてこちらを見ました。
「君の父親は字が読めないようだな。」
続けてそう言うと、
「ごめんなさい。」
彼は正面から僕の顔を見て謝った。
「君が謝る必要はないよ。君は立派だ、自分の父親にさえ注意したんだから。」
すると彼は、
「お父さんも普段は常識ある人なんです。
ただカメラを持つと人が変わるんです。」
下を向いて小さな声で話した。

実際彼の言う通り、
カメラを持つと人が変わる者は結構いる。

例えば僕の宿に泊まった者で、
普通に感じの良い男だったのが、
次の日の朝、カメラを持つと、
別人のようになったケースもある。

その男は風景を撮影中、間近で農作業している農婦に、
いきなりカメラを向け撮影したのです。

「勝手に私を撮らないで下さい!」
彼女に当然そう言われました。
すると舌打ちして、
「写して減るもんじゃないだろうが…」
そんな事を言ったのです。

もしここが農地じゃなく都会のストリートで、
被写体が農婦じゃなくOLでも、
彼は同じ事を言ったでしょうか?

多分ここが農地で、
被写体が農婦だったからそう言ったと僕は思います。

農家の皆さんが怒るのは当然なのです。
・・・・・・・・・
ちょうど100m位先の急斜面で、
農家の皆さんがトウモロコシを収穫しているのが見えました。

そして彼の首にはキャノンの一眼レフが下がっていました。

僕は彼に向って頭を斜めに振って、
「あの風景を撮りたくないの?」
そう訊きました。
「撮りたいですが…。」
「レンズは今ついてるワイドだけかい?」
「いえ、200mmの望遠も持っています。」

「よしそれなら撮ろうじゃないか。
まず許可をとろう。」
僕は両手を大きく左右に振りました。
農家さんの一人が僕に気がつきました。
僕は頭上高くカメラを持ちあげ、
その手を下さずに深く一礼しました。
それからゆっくりカメラを構えて一枚シャッターを切りました。
そしてもう一度彼らの方を見ました。

「大丈夫だ。あの人達から許可が下りた。
撮らせて頂こう。」

僕はそう言いながら、カメラを素早く設定した。
そしてレンズを左肩に載せる得意のポーズで3枚続けてシャッターを切った。

そして彼の方を見ると、
三脚をセットしていた。

「そのレンズは手振れ防止付だろう?」
「ハイ、そうです。」

「若いのに、こんな明るい中で三脚使ってどうするんだ!
手持ちで撮れ、手持ちで。」
彼はそう言われてビビっているようでした。

僕はもう一度左肩にレンズを載せて見せ、
「こうやって構えろ!」
そう言うと、彼は直ぐに実行しました。
少しばかり僕の手でレンズの位置を調整してやりました。

「このままシャッターを切ってみろ。」
彼は一枚切りました。
「続けて3枚切るんだ。息を止める様にして。」
彼は言われたとおりにしました。

直ぐに再生して画像チェック。
もう一度僕の言う通りにISO、絞り、SSを変えさせて撮影。
そして画像チェック。

「よし撮れたぞ!」
「この画像を後でクロップ(トリミング)するんだ。
迫力が出るように。」
彼の方を向いて、
「上手く撮れたじゃないか、
多分間違いなくお父さんより良く撮れてるはずだ。」
そう言うと、彼は始めて笑顔になった。

僕も笑顔になって、
「今の撮影感覚を大切にすれよ!」
そう言ってから、車に向かって歩き出すと、
「ケントさん、あ、いえケント先生、ありがとうございました!」
背中に向かってそう言われた。

振り返って、
「いつから気がついてたんだ?」
そう訊くと、
「最初から分かっていました。
Facebookの写真で見て顔を知っていました。」
「君がFacebookしてるの?」
「いえ、おとうさんがしてます。
実はお父さんはケントさんのファンなんです…。」

おっとびっくりした。
「悪口言ってたじゃん!さっき!!」
そう言うと、
「そうなんですが、本当は違うんです。
毎日見てますから、ブログも読んでますし…。」

「カメラを持つとそんな事まで変わるのか?」
そう言うと彼は困った様な顔をした。

「そうか、了解したよ。」
「それじゃこれ君に渡しとくよ。」
そういって僕は彼に自分の名刺を渡した。
彼はもちろんとても喜んだ。
「お父さんにも会って下さい。
きっと喜びますから。」

「今日は会わない。」
「もし会ったら僕は説教することになる。
君と二人でいる楽しいこの雰囲気を壊したくないんだ!
分かるだろ?」
彼は賢く、黙ってうなずいた。

「後でお父さんにその名刺を見せなよ。
彼が僕の悪口言ったから現れたと言うんだ。」
(#^.^#)
「今日の事をブログに書く、
だから読むように伝えて。」

僕が笑顔でそう話すと彼はすかさず言った。
「ケント先生、厳しい事書いて下さい!
お願いします!!」

僕は思わず笑った。
「君は立派だ!」
「また会おう!!」

彼のお父さんへ、
子供は父親の背中を見て育ちます。
反面教師としてあなたはこの時存在しました。

次はあなたがこの文章を読んで、
息子さんから学ぶべきです。

あなたの息子は立派だ!
(#^.^#)

トウモロコシの収穫中 - 北海道美瑛町

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思い出の一枚 part 7 - 虹と共に去りぬ

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思い出の一枚 part 7 - 虹と共に去りぬ
誰にでも思い出の一枚とよべる写真があるはずです。
・・・・・・・・・
いつになく今日は暑い。
夏の日だった。
彼女と僕は赤いプジョーのオープンカーで走っていた。

普通女性は日に焼けるのを嫌がり、
オープンで走るのを嫌う人が多い。
しかし彼女は違っていた。

太陽が眩しい位暑い日はもちろん、
今にも雨が降りそうな日であっても、
降ってさえいなければ屋根は要らない。
そんな感じの女性だった。

昨日些細な事で喧嘩をした。
だから今日は会話が無い。
札幌から旭川に向けて高速を走っていた。
30分以上黙って走り続けた。

「オープンにして!」
彼女が初めて口を開いた。

「ここは高速道路だよ。
次のパーキングエリアまで我慢して…。」
そのまま10分ほど走りパーキングエリアに着いた。
ドアを開けようとすると、
「先にオープンにしてから行って!」
そう言われた。
言われたとおり屋根を開けると、
雨が降りそうな雲行きの悪い天気だった。

「あ〜空気が美味しいわ!
狭い車内で一緒に居ると息が詰まりそう…。」
この言葉を聞いて僕達の関係は既に重症だと感じた。

外で一服して戻り、
車を発進させた。

20分位走ったところで雨がポツポツ降って来た。
しかし次のパーキングエリアまで後5分程かかる。
車を停めるかどうするか?
迷っているうちに本降りになった。
慌てて端に停めて屋根を戻した。
その間約30秒。
しかしかなり濡れてしまった。

後部座席にいつも置いている袋からバスタオルを取り出し、
彼女に渡そうとすると、
「ほっといて!」
「心の汚れを洗い流しているんだから。」
そう言った。

そのまま5分程走った頃、
天気は回復し晴れてきた。
「こういう時は素晴らしい虹が出るんだ!」
僕がそう言うと、
彼女は何か軽蔑したような顔で僕を見た。
それを気がつかない振りをして走っていると、
左手に大きな虹が現れた。
なかなか素晴らしい虹だった。

しかしパーキングエリアまではまだだいぶ距離がある。
それまでこの虹はもたないきっと。
「あ〜虹が消えてしまう。」
僕がそう言うと、
彼女はまたさっきと同じ様な顔をして僕を見た。
でも僕はそんな事は気にせず、
車を停めれないか考えた。
しかしさすがに交通違反をしてまで端に停める気はない。

ちょうど前方にバス停が見えた。
もちろん高速バス用の停留所である。
一般車両は停めてはいけない。
しかし安全に停めれる場所はそこしかなかった。
後ろからバスが来ていない事を確かめてから、
そこに停めた。

直ぐに屋根を開けた。
そして後部座席からカメラを取り出し、
車の中で撮影体勢に入った。
そしてシャッターを切ろうとした瞬間、
ファインダーが暗くなった。

眼を放して見ると、
彼女の手がレンズを覆っていた。
「写真と私とどっちが大切なの?」

「またその話かい。
その事は昨日話したじゃない。」

「だからどっちが大切なの?
答えてよ!」

「……。」

僕は何かを話そうとしたが、
ちょうどその時短くサイレンが鳴った。

「そこに停まって何してるんですか?」
「すぐにそこから移動して下さい。」
もちろん警察官の声だ。
僕は彼らに軽く頭を下げてから、
左の空を見た。

既に虹は消えかかっていた。
そして彼女の顔を見ると…
これは見ない方が良かった。
今でも時々その顔を思い出してうなされる事がある。
まさに悪夢だ。

その後全く会話は無く、
旭川駅に着いた。
彼女は降り際に一言、
「私は虹と共に消えるわ!
さようなら。」
そう言った。

僕はオープンにしたまま、
「Air Supply」を聴いた。
僕が20代の頃の懐かしい曲だった。
「Lost In Love 」
ちょうど二十歳の時に聞いた曲だ。
この時も大失恋した。

でも失恋も十数人迄は覚えているが、
それ以上は忘れた。
人間の一番優れた才能は忘れる能力だと思う。
その才能が無ければ、
僕はとっくに死んでる。

歌っている間に美瑛町に入り、
白金街道を走っていると、
素晴らしい虹に出会った。

車を道路の端に停めて撮影した。
今度は誰も邪魔しない。
素晴らしい虹が撮れた。

この瞬間僕の気分は高揚していた。
他の事は全て頭から消えていた。
もちろん彼女の事も。

車に戻って思いだした。
「写真と私とどっちが大切なの?」
空を見ると虹は消えかかっていた。

「虹と共に去りぬ」
思わずそう呟いた。


「虹」 - 北海道美瑛町

ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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世界で通用する写真家になるために学ぶ! - Retina Photo

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世界で通用する写真家になるために学ぶ!
Retina Photo レティナ・フォト -「自然」への挑戦!
・・・・・・・・・
今僕は右目が「自然」に見えません。
そうなって初めて「自然」に見える事の素晴らしさを実感しています。

たまたま今年設置した4K-TVにより、
尚更その事がはっきり理解出来ました。

最近のデジタル写真の世界では、
普通の風景写真でさえ、
派手な彩度やコントラストの強調が当然のごとくされています。
それを「現像」もしくは「レタッチ」と称して、
皆さんされている訳です。

しかしそのように極端に加工した作品を、
もし色調整された4K-TV、もしくは4Kモニターで観賞するなら、
とても不自然に見えるのです。
もちろん趣味の世界であればそれでOKです。
何も問題ありません。

しかし僕のこのブログでは、
「自然」を可能な限り、
今現在の技術で出来るだけ「自然」に見せる。
この事を実践し、また紹介させて頂いております。

近い将来4Kはもちろん、
8K-TVが家庭において使用されるようになるでしょう。
そうなりましたら、
間違いなく画像は淘汰されていきます。
消えていく画像も多々あるでしょう。

またその逆に、
未来に残る多数の画像があります。
もちろん色々なジャンルの画像が残るでしょう。
そしてきっとその中の一つのジャンルとして、
「Retina Photo レティナ・フォト」がそこにある。
少なくとも僕はそう信じています。

限りなく僕らの眼に近づけた写真。
自然な光を写し、複数のホワイトバランスと露出を持ち、
自然な彩度とコントラストで表現された作品。
HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)ではなく、
もっと自然に露出を調整した、
NDR(ナチュラル・ダイナミック・レンジ)で表現された作品。

そういう一連の作品が、
一つのジャンルとして確立される事でしょう。

ただこの分野の作品創作は時間が相当に必要で、
けして簡単ではありません。

でも世界で通用する写真家になるためには、
何か一つ、
他人がしていない事に挑戦し、
新しいジャンルを自分で築く位の気構えが必要だと思います。

僕はこの先いつまで撮影できるか分かりませんが、
Retina Photoはライフワークとして挑戦していきます。


「小麦畑と秋の空」 - 北海道美瑛町 9月
この作品はカメラに頼らず自分で創作。
NDR=ナチュラル・ダイナミック・レンジと複数のホワイトバランスを使い、
出来るだけ自分の眼で見ている情景を表現したRetina Photoです。


この写真は一緒に撮影ツァーに同行されたお客様が、
撮影中の僕を後ろから撮られました。

ご覧頂きますと分かりますように、
普通カメラでこの様な逆光を撮りますと、
空の露出はほぼ同じく撮れますが、
手前が全てシルエットになります。
これがフィルム時代を含めた今までの写真です。

僕の創作した上の作品を4K-TVで鑑賞するなら、
眼の前にノイズレスで自然な露出と色を持った、
現実の風景に限りなく近い写真になっている事が分かるはずです。

難しい逆光撮影においても、
可能な限り「自然」に挑戦していく。

僕がライフワークとして取り組むのは、
まさにこの世界です。
(#^.^#)
ケント白石
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世界で通用する写真家になるために学ぶ!「2014 National Geographic Photo Contest」

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世界で通用する写真家になるために学ぶ!
2014 National Geographic Photo Contest が始まりました!
・・・・・・・・・
さあ皆さん、
世界一の写真コンテストがまた始まりました!
このコンテストが「ナショジオ」の人気実力ともに世界No.1のフォトコンテストです。

投稿部門はたったの3部門。
Nature(自然)、People(人)、Place(場所)。
この3部門に世界160ヶ国から2万点以上の作品投稿があります。
入賞は3部門合わせても10数点。
まさに激戦。
しかし以前にも書きましたように、
入賞とは別枠で「編集者選抜」もありますし、
世界中のメディア・出版社で独自の選考もあります。
ようするに世界中で最も注目を浴びるフォトコンテストです。
しかもアマチュアとプロが一緒に戦います。
ですから作品のレベルが高い事でも有名です。
2014 National Geographic Photo Contest

みんな世界に挑戦しよう!!
「ナショジオ」の世界における影響力は絶大です。
僕のFacebookの写真ページ
Kent Shiraishi Photography」のファン数が、
7万人を超えた一番の理由はナショジオでの人気にあります。
僕のファンは今現在世界中に6万人もいます。

この人気は「ナショジオ」のおかげです。
自分で何も宣伝しなくても世界中に宣伝してくれます。 
先日も下記トルコのサイトで掲載されました!
本当に感謝!感謝!! 感謝!!!
Peribebek
ご覧になれば分かりますように、
全て「ナショジオ」で入賞した作品と編集者に選抜された作品です。
また今日見つけた「ロシアのサイト」では、
2011年に行われたこのコンテストの入賞者を掲載していました。
もちろん僕の作品も掲載されています。
おかげ様で世界で知名度がどんどん上がります。

お隣の中国でも「ナショジオ」はとても人気があります。
今日もその中国で一番人気の写真雑誌「撮影の友」、
そこのサイトでまた掲載されました。
撮影の友
こんなふうに、
毎日世界中のどこかで必ずと言っていいほど紹介されています。
こんな宣伝いくら金払っても出来ないよ!
「ナショジオ」の世界の写真界における影響力は凄い。

もしあなたが世界に出ようと考えるなら、
「ナショジオ」の力、
すなわちブランド力と宣伝力を十分活用すべきです。
あなたに実力があれば必ず出来ます。

日本では実力の無い者は他人を貶す。
口で大阪城を建てる様な連中も同じです。
しかし人種も言葉も違う世界では、
写真の実力だけで戦う事が出来ます。

くだらない島国根性と、
利害関係しか持てない日本の写真界を抜け出て、
世界の舞台であなたの実力を試すべきです。
アマチュアであろうとプロであろうと、
一流なら世界で通用するはずです。
頑張って僕に続いて世界に出て下さい。

日本人の芸術的センスを世界に示そう!!!
将来の日本を背負って立つ若い写真家の皆さん、
頑張ろうぜ!!!!!!!!!

最後に一昨日撮った写真を掲載します。

「温室」
別にどうってことない普通の風景。
太陽の下に温室と秋蒔き小麦の畑がある。
ただそれだけなんですけど、
自分の眼で見ている様に現像する。
「Retina Photo レティナ・フォト」を創作します。

劇的なインパクトのない日常的な風景でも、
日頃から色々な学習・勉強が出来ます。
その積み重ねが世界への一歩に繋がります。
ローマは1日にして成らずです。
(#^.^#)
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世界で通用する写真家になるために学ぶ!- 礼儀を知る

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世界で通用する写真家になるために学ぶ!
礼儀を知る。
・・・・・・・・・
先日若い男女に会いました。
男性はいきなり名刺を出しました。
そこには
「・・写真家 ○○○○」
と書かれていました。
そして僕がわざわざ時間を作り会ったのに、
延々と30分間、
きちんと挨拶もしないで、
また僕の意見も聞かずに自分の物語を語りました。

ある方の紹介で、
「会って話を聞いてやって欲しい・・・」
そう言われていました。

話してみると想像した通りでした。
自分のプロフィールを語り、
自分も写真家として世界に出たいと話し、
僕がどうやってアップル社に選ばれたか?
また世界で名前が知られるようになるにはどうしたら良いか?
根掘り葉掘り訊いて来ました。

僕が冗談で、
「いくら払います?」
そう言うと、
「えっ!」
驚いた顔をしました。
続けて
「欧米ではHow toについて人から話を聞くのに金を払うのは当たり前ですよ。」
そう言うと、
「・・・・・。」
言葉を失っていました。
「タダで僕があなたにそんな事を話すメリットは何ですか?」
「・・・・・。」
まだ返答がありません。
(#^.^#)
僕の会話が理解出来ないようなので
言い方を変えました。

あなたがラーメン屋さんをされていると仮定して、
行列が出来るほど人気のラーメン屋さんに行きました。
そこの社長に、
「僕もラーメン屋をしています。
あなたのスープの作り方を教えて下さい!
ただしお金は払いませんし何もお礼はしません。
宜しくお願いします。」

「あなたはそうやって頼みます。
社長があなたに教えると思いますか?」

ここで彼はやっと口を開きました。
「白石さんの人生経験がラーメン屋のスープと同じだとは思いませんでした。」

ハ〜?何を言ってるのこの方は????
しかも彼は続けて話ました。
「…そうするとRetina Photoについて尋ねるのは、
売り上げがいくらか訊く様なものですね?
・・・分かりました。
でも今回そういうつもりで来ていないので・・・
それじゃ〜僕は遠くからわざわざここまで来たんですから、
写真だけ見て感想を頂けませんか?」

この言葉には僕の方が閉口した。
少しの間珈琲を飲み何も語らなかった。
それから隣でずっと黙って話を聞いていた女性の方を見た。

「失礼ですが、あなたは彼の奥様ですか?」
「えっ!いえ違います。友達です。
勝手について来て申し訳ありません…。」
多分僕が思うに恋人だろう。
「あなたはどう思いますか?
僕と彼の今までの会話を聴いていてどう感じましたか?」
彼女にそう尋ねた。

ちょっと間をおいてから彼女は言った。
「私は写真の事は良く分かりません。
でも今日は大切な事を学んだような気がします。」
そう話すと隣の彼を促して席を立った。
でも彼の方は意味が理解出来ない様子で彼女に言った。
「まだ写真の感想を聞いてないよ!」
彼女は少々呆れた顔をして、
「あなたは写真より先に学ぶべき事があると思う。」
そうハッキリ言った。
彼は何も分からんという顔をして帰った。

ここで一つ面白い話をします。
今から約25年前の事です。

僕は尊敬する世界的な写真家「前田真三」先生と話しました。
先生にお願いして名刺を頂きました。
その名刺には、
「株式会社 ○○ 代表取締役 前田真三」
そう書かれていました。

どこにも写真家の文字はありません。
「先生、『写真家』と書かれた名刺が欲しいんですが…。」
若くて無知な僕はそう言いました。
「君ね、そんな名刺は持ってないよ!
だいたい写真家と書いた名刺を見せて誰が相手にすると思う?
一流企業に行ってそんな名刺出したら、
礼儀正しく門前払いされるだけだよ。」

「写真家」などとわざわざ名刺に書く者は胡散臭い奴が多い。
44歳までバリバリの商社マンだった先生は、
その辺の事を良く理解されていました。
そしてそれは今でも正しい事実です。
(#^.^#)
世界に出て行く前に、
大人として、社会人として常識を持つのは当然でしょう。
僕が前田先生を師と仰ぐのは、
写真はもちろん素晴らしいですが、
彼は同様に実業家としても一流だったからです。
日本で一番稼いだ「風景写真家」だったと言われています。
当然ながら、
凡庸な写真家とは発想と意識が違いました。
まさに僕が先生から学んだのもそれです。

しかし今回会った者はそんな次元に遠く及ばない男です。
「僕は遠くからわざわざここまで来たんですから…」
そのもっと前に、
「今日はお忙しい中時間を作って頂きありがとうございました…。」
それ位の言葉、まともに育った中学生でも言うぞ!
だいたい最後まで「ありがとうございました。」の一言も無かった。

世界に出る前に、
まずはちゃんと社会に出ようね!
(#^.^#)
さて、今朝ネットを見ますと、
台湾の超人気Webサイトに掲載されていました。
ご覧下さい。
Mydesy
Facebookの「Like]が19万人以上のサイトです。
「映入眼底的自然純淨之美」
このタイトルはRetina Photoの意味でしょうねきっと。
ありがたいですし、感謝しなければいけません。

こうやって世界中に僕を応援して下さる方が居るのです。
「世界に出る!」
そう言っても、応援して下さる方がいなければ無理です。
絶対に感謝の気持ちを忘れてはいけません!
僕は直ぐにお礼のメールを出しました。

たとえ国は違ってもするべき事は一緒です。
礼儀を欠いてはいけません。
もしあなたが世界に出ようと思うなら尚更です。
写真家として行動する前に、
人としてすべき事があるのです。

こういう事の積み重ねは小さな一歩です。
でも確実に一歩ずつ差をつけて行くのです。
(#^.^#)
最後になりましたがご覧下さい。

農家のみなさんが秋の耕作を始めました。
皆さんくれぐれも農作業の邪魔をしない様に意識して下さい。
何事も「意識」が大切です。


この作品は昨年の9月17日に撮りました。
今年はどうでしょう?
楽しみですね!
(#^.^#)
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美瑛町の冬を世界に売り出す! - まず一歩踏み出す

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美瑛町の冬を世界に売り出す!
まず一歩踏み出す。

僕は今年から観光協会の理事になりました。
既に公の場で、二つの事を実行目標に掲げて来ました。
一つは農地・私有地への侵入等写真家のマナー違反の対策、
またもう一つは冬の閑散期における観光客の集客対策です。

今月初めに第一回目の理事会が開かれました。
そこで分かった事は、
この時期から開催して冬に話し合っていたのでは冬の事は何も出来ない。
すなわち迅速な対応が出来ないということです。
おそらく毎年同じ事を繰り返してきたはずです。
あっという間に冬が来て春になる。
そして何も行われない。
これでは何も進歩がありません。

僕はさっさと有言実行しないとイライラする男なので、
早速理事会終了後のその夜、
町議会議員と電話会談し、
「町長と会いたい!」とお願いしました。
その議員に僕の熱意が伝わり、
昨日町長と僕は対談しました。

結論:
「世界に向けて冬の美瑛町を売りだそう!」
そういう意見で一致しました。

僕は久しぶりにアドレナリンが湧き出てくるのを感じました。

美瑛町の冬景色は世界一である。
僕はこの町に移住した当初からずっとそう思っていました。
しかし当初は自分がそれを満喫する事だけ考えており、
この街の発展までは考えていなかったのが正直なところです。

しかし昨年の冬から、
町の皆さんの切実なお話しを伺う機会があり、
この街の将来を真剣に考えるようになりました。

写真家である僕に出来る事は何か?
僕が素晴らしいと感じているこの街の冬景色を、
どうやったら広く知らしめることが出来るのか?
しかもどうせやるなら、
「青い池」と同じく世界に売り出したい!
またきっとそうすることで、
北海道を世界に売り込む事にもなるはずです。

北海道全体の景気向上にも影響を与え、
世界の観光地として北海道をクローズアップさせる。
その熱い思いが僕の心の中を駆け抜けました。

そして昨日の町長との対談により、
一気にヤル気が湧いたのです。

まずは早急に実行委員会を立ち上げなければいけません。
そして迅速かつ詳細に検討しながら行動して、
世界に向けて広報活動が出来る様に頑張りたいです。

つまらない戯言を言って反対する者もいます。
しかしそういう連中は全て、
「口で大阪城を建てる者達」です。
何も行動しない、動かない。
ただ口だけ、マウスだけ動かす者達。
そんな連中を相手にしている暇はありません。

僕は実行するために理事になりました。
まずはどんな事からでも実行出来る様、
行動を開始します。

僕が今日ここにその事を書いたのは、
デザイナーや照明等の専門家はもちろん、
僕と同じ写真家、あるいは他のジャンルの方も含めて、
いずれ助言や協力をお願いするかもしれません。
初めは限られた予算で行う事になるでしょうから、
ボランティアでお願いする事になるかもしれませんが…。

しかしもし興味のあります方がいらしたらご連絡下さい。
11月の閑散期に本格的な企画・調査等を行い、
今年のクリスマスまでに小さな第一歩を実現できる様、
挑戦したいと考えています。

「世界に向けて美瑛町の冬を売り込む」
僕の意識はこのレベルにあります。

下の写真は今年の春、自費でライトアップを行い撮影しました。





世界に売り出す以上、
もっと人気が出る事を実行する考えです。
既に僕には新しいアイディアが生れています。

写真家の頭の中には、
撮影する前からイメージが出来ています。
そのイメージが世界に通用するレベルかどうかが問題です。

世界的な人気を生むためには、
描くイメージが世界レベルに到達していなければいけません。
そしてそれを迅速に世界にPRする行動力が必要です。

第二の「青い池」になるかどうか?
閑古鳥が鳴いている冬を活性化出来るかどうか?
今から挑戦します!

美瑛町のため、北海道のためにやるぞ!!!!!
皆様の応援、ご協力、ご助言等
宜しくお願い申し上げます
またご賛同頂けます方はシェアして下さい。
(#^.^#)
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「青い池」はiPhone 6の壁紙になっています。

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「青い池」はiOS8の壁紙になっています。
iPHONE 6を使っている方はもちろん、
iPHONE 5でも「青い池」を壁紙に出来ます!


上の写真はiPHONE 5ですが、
iOS8をインストールしてもそのまま「青い池」は壁紙になっています。
人気が高くそのまま継続使用になったようです。

アップル社の主力商品であるiPhoneで、
2年間の連続使用は珍しいとの事。
うれしいですね!

知らない方のために、
設定方法を書いておきます。

iPhoneを起動させます。
1.「設定」を押して下さい。
2.「壁紙」を選んでクリックして下さい。
3.「壁紙選択」をクリックして下さい。
4.「静止画」の方の画像をクリックして下さい。
下の方に「青い池」の壁紙があります。

「青い池」はiOS7、そしてiOS8と、
ロングランで頑張っています。
僕も北海道のために頑張るぞ!

僕も画面の大きな iPhone 6 Plusに変えるんですが、
忙しくてShopに取りに行く暇がないです。
しかし皆さん買うのに並ぶ方もいるんですね〜
僕にはそんな時間ないです。
(#^.^#)
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美瑛町の冬を世界に売り出す! - プロ写真家に出来る事

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美瑛町の冬を世界に売り出す!
プロ写真家に出来る事。

今朝(21日)早朝6時、秋晴れ。
僕の宿(てふてふ)に朝日が当たる。
背後には火口から僅かに煙を出す十勝岳。
僕の今朝の気分はこの天気の様に清々しい。


北海道の冬を活性化するために、
「美瑛町の冬をどうやって世界に売り込むか?」
朝の美味しい空気を吸いながら考えていました。
そのうちに懐かしい昔の事を思い出しました。
・・・・・・・
僕の祖父は戦場写真家でした。
第二次世界大戦の時です。
今の様によその国の戦争を撮っている写真家とは違います。
しかも途中で休んでTV(当時はラジオ)に出演する訳にも行きません。

上官の命令に従い、
前線で写真を撮るのです。
一番危険な所にいますから、
必ず最後は死ぬに決まっています。

案の定死にました。
しかもどこで死んだか分からないのです。
もちろん遺骨もありません。

まだ20代で夫を亡くした未亡人である祖母と、
僕の父親は親戚を頼り北海道で暮らしました。
父は子供の頃農業を手伝っていました。
ホワイトアスパラなど作っていたようです。
だから今でもホワイトアスパラが大好きです。

しかし当時家計は苦しく、
結局父は旧制中学を中退して働きました。
でもけして投げやりな人生を送る事は無く、
その後苦学して19歳で高校に入り直し、
そのまま大学に進学し医師になりました。

僕は生れは札幌ですが、
少年時代は今なら第二の夕張と言われる様な田舎で過ごしました。
その頃炭鉱の大きな落盤事故で友人の父親が何人も死にました。
そして炭鉱閉山、過疎、ついに街のあちこちが廃墟になりました。
・・・・・・・
あれから何十年も経ち、
長い東京生活から戻った自分。

母親方にも画家やデザイナー、音楽家もいて、
僕は隔世遺伝なのかどうか分かりませんが、
写真家の道を選びました。
そんな僕にとって、
郷里の北海道に戻ってきた事には特別な意味があります。

本州からこちらに移住して、
甘い汁だけ吸いに来た写真家とは違います。
大体ろくに僕の意見も聞かず、
頭から反対するのはそういう人達が多いです。
何か自分がこの街に持っているイメージが荒らされると考えるようです。

しかし初めからこの街に住んでいる皆さんにとっては、
人口が減るだけでも大変な問題です。
まして産業が無くなり、農家も減って行きます。
総括的に色々な問題を考える必要はありますが、
少なくとも観光産業が廃れるような事態は避けるべきで、
閑散期である冬の集客を真剣に考えるべきです。
しかも口動ではなく行動が求められているのです。

僕は切実にそして真剣に、
北海道の未来について考えています。
「風景写真のプロフェッショナルとは?」
自分に自問自答しました。

今の僕にとって「風景写真のプロフェッショナル」とは、
世界の人達に美しい北海道の風景を売り込む写真家であり、
また北海道を世界的な観光地にするために、
自ら先頭に立って働く写真家の事です。
そしてそれが「SAMURAI Photographer」です。

正直に言って、このまままですと、
どう考えても北海道の未来は暗いと思います。
色々努力しなければいけない事がたくさんあるはずです。

その中の大きな一つが、
『北海道を世界的な観光地にする。』
これは必ず実行しなければいけないとても大切な事だと思います。
しかものんびりしてはいられません。
なぜなら世界中の国で同じ事を考えているからです。
当然北海道の知事もその事は考えているでしょうが…。

僕が今回美瑛町長と話したのは、
行政のトップがどう考えているか知りたかったのです。
もちろん今後機会を作り、
旭川の市長や富良野市長ともお話させて頂きたいと思っています。
この問題は美瑛町だけの問題ではなく富良野、旭川も当然同じエリアになります。

全員が力を合わせて世界から観光客を呼び込むことで、
自分達の街はもちろん、
北海道全体が発展していくはずです。


さて、この写真は今春撮りました。
弱いライトアップを雪面に行い、
月と星の明かりをプラスして撮りました。
実は手持ち撮影です。
長時間露光をしなくても良い様にライトアップしました。

あくまでも実験段階ですが、
ただライトアップするなら、
それは・・・の仕事です。
僕達プロ写真家には出来る事があるはずです。

この街は大きなスタジオと同じです。
大道具も小道具も照明も、
全て自然に揃える事が出来ます。

ただ天候に左右されます。
それでは観光には良くない。
よって必要な補助光を、
必要な部分に少々加えてあげたい。
そうするだけで素晴らしいイメージが出来ます。
しかも美瑛町の面積は東京23区とほぼ同じです。
ですからほんの一部分だけそうする事で、
他には影響を与えずに演出する事が出来ます。

旅費を払ってまで見に来たいイメージ。
世界中から見に来たくなるイメージ。
それを創作するのが我々プロの仕事です。
少なくとも僕はそう考えています。

前回も書きましたが、
写真家の頭の中には、
撮影する前からイメージが出来ています。
そのイメージが世界に通用するレベルかどうかです。
そして世界的な人気を生むためには、
そのイメージを迅速に世界にPRする行動力が必要です。

もちろん僕には既にアイディアがあります。
新しいイメージも出来上がっています。
しかし出来るだけ優秀なブレーンを集めて、
それを検証・協議しながら進めなければいけません。

写真家が陥りやすい大きな罠が「独断」です。
プロ写真家個人の仕事はもちろん独断でOKでしょう。
しかしこういう仕事は協力者と協議して、
柔軟な発想で対応する事が必要です。

僕達の街のために、
そして北海道の未来のために!
何としても成功させなければいけません。

最後になりましたが、
皆様の応援、ご協力、ご助言等
どうか宜しくお願い申し上げます
(#^.^#)
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「青い池」は早朝が美しい!

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「青い池」は早朝が美しい!
もし美しく神秘的な「青い池」を撮影するなら早朝がお勧めです。


「青い池と黄葉」
北海道美瑛町 9月22日6時30分。
この写真は早朝しか撮れません。
右側からの強い朝日を望むなら、
今の時期7時前にここに行かれた方が良いでしょう。

朝7時前ならまだそれほど混雑していませんし、
もし写真に興味が無い方ても、
たとえ観賞するだけでも早朝がお勧めです。
僕はいつも7時前に行きます。

早起きは三文の徳。
(#^.^#)
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iPhone 6 Plus - Retina Displayは美しい!

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iPhone 6 Plus - Retina Displayは美しい!
1920px×1080pxの高精細な画像が見れます。

僕は写真を高精細かつ美しい色で見るために、
iPhone 6 Plus - Retina Displayを使うと決め、
しかもSimフリーにしました。

この点で迷っている方は次のブログが参考になります。
僕の宿に泊まられて写真講座を受講されたお客様が、
詳しく書かれています。
シリウスのENJOY MY LIFE!

そして先日書きましたが、
僕の「青い池」がiOS7に続いてiPhone 6でも壁紙採用されております。
その事に敬意を表して僕のFacebookページでは、
iPhone 6 Plusのフル解像度1920×1080pxで写真もUpしています。

今朝は次の写真です。

「朝露」
北海道美瑛町 早朝6時
朝霧が空を覆い、四羽の鳥が目の前を舞い、
グリーンアスパラ収穫後の葉に朝露がついた。

僕の眼で見ている様に、
出来るだけ忠実に目の前の情景を再現したい。
それは僕の網膜に映る風景
Retina Photo(レティナ・フォト)。

ちなみに解像度の低いモニターでは、
「朝露」は見えないと思います。
(-_-;)
下記Facebookページをご覧頂きますと、
iPhone 6 Plusはもちろんですが、
iPhone 5やiPhone 6でも高解像度の画質がほぼ毎日ご覧頂けます。

印刷やプリントと違い、
反射光ではなく直接光を見るので、
実際の撮影現場に居る様な素晴らしい色と光を感じて頂けます。
4K-TVもそうですが、これからは写真の観賞方法が、
印刷からRetina Displayに変わっていく事でしょう。
時代の大きな変化をしっかり感じます。

そう言えば、
実は最近新しく開催されるフォト・コンテストが2つあり、
その審査員の依頼がありました。

最初は2件ともお受けしたんですが、
途中で一件だけ、最初の話から変更がありました。
それは当初は写真を画像データで投稿させる約束でしたが、
審査委員長を務める日本人の著名な写真家が、
「プリントで投稿させるべきだ!」
そう言いはり、意志を曲げず、
結局その意見を採用してプリントでの投稿に決定したのです。
そして話し合いの結果、僕は納得出来ず、
その審査委員を辞退しました。

ハッキリ言いまして、
これから新しく始めるフォトコンなのに、
今さらプリントで投稿させるのはナンセンスだと僕は考えています。
あくまでも写真の実力を評価するのであれば、
撮影&現像までを審査対象とはっきり決めて、
画像データの投稿にすべきだと思います。

既にかなり前から世界では「ナショジオ」はもちろん、
多くの国際コンテストがそうしています。
今やNikonやSONYのコンテストでさえ画像データによる投稿です。
プリント技術を競う「エプソン」が主催するようなコンテストなら、
それはまた話が別ですが…。

これから新しく始めるフォトコンテストがプリント投稿とは???
しかも主催者は最初世界からも参加させたいと言ってました。
プリント投稿で世界から参加出来ますか?
なぜ未来を考えないのか?
時計は毎日進んでいるのに。

時代錯誤も甚だしい。流石日本の写真界は色々な意味で違う…。
改めてそう感じました。
またやはり僕は世界に出て正解だったと今さらながら思います。

一番大切な事は、
「写真は世界の文化である」
この事をけして忘れずに、
これからは世界で通用する事をしなければいけない。
少なくとも僕はそう考えています。
皆様はどうお考えでしょうか…。

さあまもなく撮影に出かける時間になりました。
今日も頑張ろう!
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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美瑛町の冬を世界に売り出す! - プロ写真家に出来る事Vol.2

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美瑛町の冬を世界に売り出す!
プロ写真家に出来る事Vol.2
「北海道を世界の観光地にする!」

先日「美瑛町の冬を世界に売り出す」と題してブログを書きましたら、
色々な方面から反響がありました。

「頑張って下さい!期待してます!」
そういう声が圧倒的に多いので嬉しいです。
皆様ありがとうございます。

もちろん僕は今美瑛町に住んでいますので、
この街の将来を考え何かで役立てる様頑張ります。
ただ同時に僕の意識は「北海道を世界の観光地にする!」
そういう大きな目標を抱いています。

結局一番大切な事は、
札幌一極集中で無く、北海道の出来るだけ多くの街が観光地になる様、
世界に売り出す必要があるのです。
そのために行政が動くのはもちろんですが、
企画を立てるのが行政は苦手です。
よって民間の僕達がまず行動を起こす必要があります。

僕は美瑛町の観光協会に属していますが、
同時に北海道民です。
「北海道を世界の観光地にする」
その意識をとても強く持っています。

そしてプロ写真家であるが故に、
「写真の力」の凄さをよく理解しています。
「青い池」はもちろんですが、
「ファーム富田のラベンダー」も一枚の写真がきっかけで人気になりました。
ましてこのネット時代、
「写真の力」は過去最高のパワーを持っています。
それこそ今朝撮った写真が世界で今日の話題に成る事が当たり前の時代です。

写真家には出来る事があります。
まだ企画にも上がっていませんが、
「北海道国際観光フォトコンテスト」なども、
十分企画として考慮に値すると思います。

今まで殆どの日本のフォトコンテストは日本人だけの参加でした。
というより前回も書きましたが、
プリントによる投稿なので、外国人は参加出来ないのです。
美瑛町のフォトコンテストも同じです。
何年間もずっとプリントによる投稿です。
ですから外国人の参加はありません。

今後北海道が世界の観光地を目指すためには、
北海道を訪れた世界中の方が参加出来る様に、
画像データで投稿させるフォトコンテストが必要です。

例えば、投稿条件は北海道を撮影した作品である事。
当然観光で北海道に来た外国人が最も大きなターゲットになるようにすべきです。
旅行が終わって、自宅に帰った外国人が後日簡単に参加出来る様なコンテストを創るのです。
もちろんスマホで撮影した写真もOKです。
夏の観光・冬の観光などと部門分けしても良いでしょう。
北海道を訪れた思い出が広く形に残る様にして、
世界中の人達が交流しそれをネットで鑑賞出来る。
素晴らしいと思いませんか?

今まで北海道で行なわれてきた写真コンテストは全て日本人のためにありました。
僕はいつも書いていますが、
「写真は世界の文化」です。

北海道が世界の観光地となるためには、
世界中の方が参加出来るフォトコンテストが必要だと思います。
まだまだこれは世界で殆ど行なわれていません。
世界に先んじて北海道で行なうべきでしょう。

もちろん僕一人の力では出来ません。
これには多くの人が関わり動かなければ無理です。
北海道を何とかしたい。
北海道の未来のために、
「北海道を世界の観光地にする」
そのために、
どうか皆さんのご協力と支援をお願いします。

今行動を起こさなければ、
北海道の未来は暗いと思います。
でも嘆いているだけでは何も変わらない。
大切な事は出来る事から一歩でも前に進む事だと思います。
僕の力は微力ですが、
少しでも皆さんの意識が未来に向いて下されば嬉しいです。
そのためにも出来る限り僕は頑張るつもりです。
(#^.^#)
今朝はいつものように農家の皆さんが作業をされていました。
遠くから静かに撮らせて頂きました。


「朝の農作業」
北海道美瑛町

ケント白石
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世界で通用する写真家になるために学ぶ!- 優先順位

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世界で通用する写真家になるために学ぶ!
優先順位
・・・・・・・・・
昨日お客様が訪問されました。
ハイアマチュアの写真家で、
国内のフォトコンでは常に上位入賞しており有名な方です。
これまで彼はプリント作品の創作に多くの時間を費やしてきました。
何枚か見せて頂きましたがどれも素晴らしい作品でした。

ところで今回、
彼は僕の意見を聞きたくてわざわざ遠くから来られました。
「今後は世界に出たいです。」そうハッキリ言われました。
もちろんアマチュアですから別な仕事をしています。
当然写真に使える時間は限られています。

そこで今回の質問は、
「画像データの作品創作とプリントによる作品創作を今後どう考えるべきか?」
そういう質問でした。
実は優秀なハイアマチュアの中には同じ事で悩んでいる方が結構おられます。
しかもこれはかなり大切な問題です。

僕の意見を述べます。
もちろん僕の考えです。
皆様がどう考えるかはご自分で判断されて下さい。

まず僕自身の事も含めて極論で言うならば、
当分の間本格的な「プリント作品の創作」は中断すべきです。
要はそんなに時間をかけずに適当にすべきであると言う事です。

以前から書いておりますが、
写真の未来は大きく変革します。
プリントで写真を観賞する時代から4K、
そして近い将来には8Kモニターで観賞することになるでしょう。
もちろん高画質なスマホ等も含めまして、
Retina Displayで見るのが当たり前になり、
プリントを観賞する時代ではなくなります。
これは当然の流れだと思います。

かつてフィルム時代には、
プリント以外では一般的に観賞する方法が無かったのです。
僕はその昔、部屋にスクリーンを立てて、
ポジをスライド上映で観賞していた事がありました。
遠い昔の話です。

そもそも僕達は通常自然の光を見ています。
風景写真で言えば太陽の光がとても大切ですが、
これは反射光ではありません。
しかしプリントにおける太陽は当然ながら反射光を見ています。
しかもインクで、太陽の白さは紙の白色度でしか表現できません。
これからの新しい時代は、
写真の太陽は高画質の液晶で直接の光を見る事になるでしょう。
またそれが最も自然の太陽に近い状態です。
ですからこの進化は当然の流れだと思います。

今後の近未来を考察するなら、
プリント創作に時間をかけている暇はありません。
もちろんそれが趣味なら結構です。
趣味は時間をかけても楽しければそれが一番良い事ですから。

しかしアマチュア写真家であっても、
世界を目指す彼には無駄にする時間はありません。
またプリントを極めるためには、
機材と相当な時間が必要です。
そしてこれが一番大切な事ですが、
プリントは将来、いつでもやる気になれば出来ます。

しかし今世界に出ようと思うなら、
もっともっと先に学ぶべき事があります。
それは「色を極める」ことです。

具体的に言うならば、
画像データを作品として完成させる上で、
高いクオリティと色彩を納得出来るレベルに仕上げる事です。
これは素人の皆さんが考えているほど簡単ではありません。
時間も相当にかかります。
皆さんが無駄に出来る時間は無いのです。

そしてプリントに使うインク代があるならば、
出来るだけ早くに、質の高いモニターを2台用意する事です。
出来れば今後1台は4Kモニターが欲しいところです。

まず何よりも自分の撮影した画像を正しい色で見る事。
これは当然であり必須事項です。
それからクオリティと色彩に関して、
納得のいく絵作りをする。

もう間違いなく6年後からNHKが8Kを始める訳です。
よって8Kモニターを使う時代が来ます。
それに向けて自分の画像を8Kに対応させるように、
今から知識を持ち実践すべきだと思います。

今回発売されたiPhone 6を見ても分かりますように、
常に「画質」についてはもっとも優先される事項です。
新しくRetina HD Displayと名前をつけるほど、
Apple社も画質に拘っています。
この傾向、そして方針は変わる事は無いはずです。

カメラもTVも全てが画質優先に向かっています。
遅れているのはそれを使う我々の意識です。

極論で言うならば、
僕達がいますべき事はプリントではない。
モニターとプリントの色合わせなどに時間を使っている暇などない。
それは無駄な時間です。
やるべき事、時間を使う事は他にあります。

昨日は彼にこの僕の考えを伝えました。
もちろん具体的な作品を見せながらです。
彼は頭脳明晰な方ですから僕の考えを直ぐに理解されました。
そして今後どうすべきか?
答えをハッキリ見つけたようです。
「今日は来て良かった!白石さんに会えて本当に良かった!!」
そう言って頂きました。
僕もお役に立てて嬉しかったです。

ぜひ今後は「ナショジオ」や他の世界的なフォトコン等で結果を出し、
世界で活躍する写真家を目指して下さい。
楽しみにしております。

さて、最近は朝霧が頻繁に出ます。
早朝6時前が狙い時です。


「朝霧の丘」


「牧場の朝」
2枚とも北海道美瑛町で撮影。

深い朝霧が牧場の牧草地に訪れました。
太陽も空気もオレンジ色に輝いて見える。
牛達は別に気にせず朝食中。
無風の中ゆっくりと霧がこちらに向かってくる。
穏やかな時が流れる。
いつまでもこの霧に包まれていたい気分になる。
でもきっと直ぐに消えるだろう。
僕には分かる。

写真家は撮らねばならない。
しかし撮るのを忘れるほどついつい眺めていたくなる。
時よとまれ!
思わずそう叫びたくなる。
そして…なぜか感謝したくなった。
自然は素晴らしい!
・・・・・・・
僕の眼で見ている様に、
出来るだけ忠実に目の前の情景を伝えたい。
それは僕の網膜に映る風景Retina Photo(レティナ・フォト)。

おっともう朝5時だ!
撮影に行く時間です。

追伸:

誤解されないように書いておきますが、
僕自身プリントは相当たくさん創作しました。
しかも今でも自分でプリントした作品を販売しております。

プリントにはプリントの良さがある。
それは当然ですし正しい意見だと思います。

今回書いたのは、
上で登場した彼がハイアマチュアであり、
プリントするのにも相当な時間をかけて行っています。
そしてこれから世界を目指すと言う事なので、
限られた時間をどう使うかという話です。
時間は有限ですから…。

実は僕自身も同じであり、
大型プリントは馬鹿らしいと感じるようになりました。
例えばもし今後僕が個展を開くなら、
65インチクラスの4Kを何台かレンタルした方が良い。
コストも低く抑えられるし、
何よりも僕にとって画像データの創作だけで自由に自己表現出来る。
これは素晴らしい事だと思います。

そう遠くないうちに、
ホテルのフロント横にある「青い池」の全倍サイズの額装写真を外して、
4Kモニターを設置するつもりです。
その方が遥かに自由にしかも納得出来る色で表現出来ますから。
(#^.^#)
ケント白石
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被写体を創る!

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被写体を創る!
ブルーミング、ストリーク等、
光芒とは違う太陽光線の筋は、
これまでどちらかというと悪者扱いされていました。

北海道美瑛町もいよいよ紅葉の時期を迎えました。
たくさん撮影ポイントがあります。

青い池の上流にある「白髭の瀧」も有名な撮影ポイントです。
ここは「青い川・ブルーリバーの滝」として良く知られています。
ここから水が流れて出来たのが「青い池」です。

そして早朝の短い時間だけ、
ここで「光の滝」も写す事が出来ます。
ご覧下さい。


「光の滝」
北海道美瑛町 早朝撮影

つい最近までこういう光の線や帯の事を、
光の光芒と区別して、
スミアとかストリークなどと呼び、
どちらかと言えばノイズの一種とされ悪者扱いされて来ました。
しかしカメラが進化してミラーレス一眼になり、
こういう光を意図して思い描くように、
自由に撮影出来るようになりました。

僕は液晶ファインダーの中で、
シャワーのような光を一本の帯に集中させて、
真ん中に移動させ、川に落ちている様に動かし、
滝に見せて撮影しました。
光を自由自在にコントロールしています。

光学ファインダーのカメラではそう簡単には撮れません。
なぜなら、カメラをファインダーを覗きながら、
数センチずつ動かさなければならないからです。
光学ファインダーで太陽をまともに見るのは超危険です。
絶対にしてはいけません。
またライブビューでは三脚が必要になり、
それでは刻一刻と動く太陽光線を微妙な角度で撮影出来ません。
手持ちでしかも優れた液晶ファインダーを覗いて撮影する必要があります。

しかしそうやって撮れば、
太陽のライトストリーク効果で被写体を自ら創作する事が出来ます。
今まで不可能だった撮影がどんどん可能になります。
本当に素晴らしい時代ですね!

これからは
太陽の撮影にどんどん挑戦します!
(#^.^#)
ケント白石
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10月は「青い池」が最も美しい季節!見逃せない!!

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10月は「青い池」が最も美しい季節!見逃せない!!

今年は10年に一度と言われるほど、
紅葉の当たり年だそうです。
それでは「青い池」はどうか?
ご覧下さい。


秋の青い池
北海道美瑛町

ご覧の様に紅葉が美しいです。
ただし最も奇麗に見えるのは、
池に朝日が射し始めた僅かな時間だけです。

奥の林から朝日が射します。
昨日は7時に強い光が射しました。
ですから7時までに現地に行かなければダメです。
日が当たらなければ赤色も黄色もくすんでしまいます。

逆光になりますが、
ちょうどいい具合に紅葉に光が当たり、
手持ちで問題無く撮れます。
だれでもどなたでも、
カメラを構えたらこれ位の写真は必ず撮れます!

日の出は5時半過ぎ位ですから、
最初に丘の方で撮影してからこちらに来ます。
なにより、
美瑛に来ましたら早起きしなければ損ですよ!
(#^.^#)
ぜひ頑張って10月最高に美しい美瑛町を撮影して下さい!
皆様のお越しをお待ちしております〜
(*^_^*)
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美瑛町の冬を世界に売り出す! - 世界に向けて開拓するべ!

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美瑛町の冬を世界に売り出す!
世界に向けて開拓するべ!

僕がこのブログで「美瑛町の冬を世界に売り出す!」と題して書いてから、
色々な意見を頂きました。

僕の考えに賛成・反対の意見があるのはもちろんですが、
それ以外に素晴らしい助言も頂きました。
この場を借りましてお礼申し上げます。

僕はこの街のために頑張るつもりですが、
実は色々と乗り越えなくてはいけないハードルがあります。
中でも最も難度が高いハードルは、
農家さんの私有地を使わせて頂くので、
その許可を頂く事です。

しかしこれは想像以上に大変な事です。
なぜなら、夏の間にマナー違反の観光客によりたくさん迷惑を受けている方もいます。
そういう方は当然ですが、
「冬まで観光客が来るのは困る、協力出来ない。」
そう仰います。

だいたい訪問して、
「自分は写真家です。」と言ったら、
「俺は写真家は嫌いなんだ、帰れ!」
そう言われた事もあります。
そこで今度は別なお宅で、
「観光協会の理事ですが…」そう言ったら、
「観光客のマナーの悪さを何とかしろ!」
「私らはとても迷惑しとるんだから…。」
そういう話になり、とてもとても…
冬の観光の話など出来ませんでした。

う〜〜ん、なかなか厳しいなあ〜
そう思いました。
しかし、話をしない訳にはいきません。
少しでも理解して頂けるよう、
誠意を持って話をさせて頂くしかないのです。
しかも他人任せにはできない。
僕がしなければいけない事です。

先日、宿の休館日に車で丘を走っていたら、
とても稜線の美しい丘に出会いました。
けして有名な場所ではないので、
夏の間はあまり観光客が来ないはずです。

僕はいつも車に積んである美瑛町の大きなマップを取り出し、
地主の農家さんを探して訪問しました。
60代後半のご主人に詳しく丁寧に事情を説明させて頂きました。
そして雪が降ったらテスト撮影させて頂けないか?
そうお願いしました。
すると・・・
「まあちょっと入ってけ…」
そう言われて家に上がらせて頂きました。

お茶を頂きながら、
「みんなさ、この街の自然が美しいとかいうだべ、でも自然何か殆どないんだよこの街には。
そりゃ山は自然だべ、たしかに。でもこの丘は自然じゃない。
わしらの祖父母がここに移住してさ、何も無かったこの場所をここまでの畑にしたんだ。
みんながそうやって頑張った結果だべ。
この丘が美しいと言われるなら、それは開拓の歴史があっての事だからね。」
そう言われました。

「仰る通りだと思います。
僕が世界に写真を発表した青い池も自然ではありません。
この街に住む町民を守るために、護岸工事をした後出来たのです。
人がそこで生きていくために開拓した結果生まれた池です。
そういう意味では丘の畑と同じだと思います。
ようするにこの街の美しさは、神様が与えた自然よりも、
それを生きるために開拓した美しさなんです。
僕はそう感じています。」
そう話しました。

すると彼は笑って、
「あんたは一軒一軒こうやって回ってるの?」
そう尋ねました。
「いえ広過ぎてそれはとても無理です。
ただ今日みたいに自分の休みの日に、
車でゆっくり走っていると、『ここ撮影したい!』
そういう場所に出会うんです。
そうしたらすぐ行動します。こうやって訪問させて頂きます。」
僕も笑ってそう答えました。

「この街の冬を世界に売り出したいの?
今度は真顔で彼は訊きました。

「僕がしたい事は『冬の夜』を世界に売り出す事です。」
そう答えると…
「それは開拓といっしょだ。
世界に向けて開拓するんだべさ?
大変なことだぞ!
簡単には出来んわな。
農家だってみんな考えてる事は違うし…。」

「僕の考えには賛成して頂けませんか?」
僕も真顔でそう尋ねました。

「俺の子供の頃はね、この街は結構栄えてたんだ。
それこそ活気があったわな。人口も今よりだいぶ多かったしね。
映画館まであってよ、街の祭りは若い人で溢れてたな。
でも今なら淋しいべ。農家継ぐ若いもんも少ないし。
何とかならんもんかと思ってたんだ俺は。
あんた本気でやるんかい?」

「もし皆さんの反対が多いならやめますが…。」
そう言うとすぐに、
「そんな弱気ならやれんべさ!
反対者を味方にする位の気持ちが無いと開拓は無理だべ!
世界に向けてこの街を開拓するんだから、
相当強い意志が必要だべさ。違うかい?」

「たしかにその通りだと思います。
今日これまでに4軒訪問しましたが全て断られました。
少々弱気な発言になっていたと思います。」
そう話しましたら、
「みんなそうだべさ。
最初の開拓者はみんなそうだ。
孤独な活動を頑張って続けて行くうちに、
一人二人と仲間が増えていくもんだべ。
おれは偉そうなこと言う気はないけどそう思うよ。」

「素晴らしい助言を頂きましてありがとうございました!
今のお話自分の肝に銘じておきます。」
そう言って玄関で靴を履いていると、
「撮影したい時にはいつでも連絡してや。
もし俺に仕事が無い日なら、トラクターでも何でも出してやるから。
良い写真撮って世界に出してさ、この街を世界に向けて開拓するべ!」

そう言われて思わず目頭が熱くなりました。
5軒目にして初めて協力して下さる方が現れました。
感謝致します。
ありがとうございました。
・・・・・・・・
「世界に向けて開拓する。」
素晴らしい言葉です。
しかしそれには相当な覚悟で孤独な活動を続けなければいけない。
甘い考えでは実現は到底無理でしょう。
改めて、自分の気持ちを引き締めました。
・・・・・・・・・・
また「冬の夜」の撮影と言っても簡単ではありません。
まず機材が一式必要です。
撮影するにも普通のカメラでは世界に通用する作品はなかなか撮れません。
というより、僕のイメージを作品にするには必要な機材があります。

世界レベルで発信するなら、まずは機材を揃える必要があります。
しかしそんなお願いを町にしていたなら、
いつになって用意して頂けるのか分かりません。
そこで僕は自分のスポンサーに事情を説明して、
ある条件の元で機材を一式用意して頂く事にしました。

僕がイメージしている冬の夜の撮影で、
世界の人を魅了するためには、
少なくともSONYの超高感度で撮影出来る最新のカメラ、
SONY-α7sが必要です。
僕の普段の仕事では必要ないカメラですが、
今回の仕事「冬の夜を世界に売り出す」ならば、
どうしても必要な機材です。
しかもレンズは超ワイドズームレンズが必要。
SONY - Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS
さらに望遠ズームも必要。
SONY-FE 70-200mm F4 G OSS
他にも必要ですが、
僕も何本かレンズは持っているので、
とりあえずこれだけは雪が降る前に揃えなければいけません。

スポンサーの協力があり、
何とかそれは出来そうです。
そのかわり僕を信頼して用意して下さるので、
世界に通用するレベルで、
素晴らしい被写体を創作して撮影し、
必ず世界に発信しなければいけません!
・・・・・
ライトアップと簡単に言いますが、
撮影においてはもっともセンスを要求される分野です。


僕は被写体創作において、
まずモノクロにして輝度と照射範囲を確認します。
この場合は空の星と月が完全に見えて、
またキツネやウサギ等動物が出て来やすいように、
周りへの照射を最小限にさせました。
ライトは2灯使用しました。

本物のドイツトウヒですから、
まさにクリスマスツリーです。
「聖なる静かな夜」を演出しました。


北海道美瑛町 「聖なる夜 - クリスマス」
都会ではけして出来ない、
大地と一緒になったスケールの大きなクリスマスツリーです。

孤独な活動がいつか多くの賛同者を生むように、
ただただ気持ちを前向きにして行動する。
それしかありません。
頑張るぞ!
(#^.^#)
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